2014年11月10日月曜日

【成分】生姜の使い分け…知ってる☆?

こんばんは。
寒くなってきましたねぇ…

朝に布団からなかなか出られずに…
下痢の日が少し多くなってきた…
寒くて鼻炎が出る…

そんな冬になってきました。

ここ数年は「生姜ブーム」で、多種様々な生姜商品が出されています。

確かに夏のエアコン冷え症に対しても、冬の冷え症に対しても
生姜を摂って身体を温めましょう…とよく書かれているのを見かけます。



こちら今日の主役です☆


しかしどうやら「生姜」といっても調理法によって効果が
少し変わってくるようです…



①ジンゲオールとショウガロール

【ジンゲオール】

生姜の辛味成分で、「心臓から遠い末梢部(主に手足)の血管を広げてくれる」作用があります。

末梢部の血管が広がるということは、血圧を下げて末梢部の血の巡りもよくしてくれるので、主に手足は温まります。

その反面では熱を末梢部まで巡らせることで、
身体の芯部は少し冷えてしまいます。

この成分は主に「生の生姜」多く含まれており、
中医学では「皮膚や筋肉など身体の表面を発汗により身体の溜まった邪気を出す」と言われており、文字通り表面上温める効果が
優勢になります。


【ショウガロール】

このそのままの名前の成分は…
熱された生姜」または「乾燥した生姜」に含まれている成分。
ジンゲオールから変化したものです。

実は、この成分は食べると「胃壁を刺激して、内臓の血の巡りを良くし、身体を内部から温める効果」作用があります。

富山薬科大学の実験でも、このショウガロールにはより強い血管拡張作用があると
結果が出ているようなので内臓の血管拡張も期待できます。

中医学では「内臓を温めて、冷えの症状を改善する」と言われて
います。
乾燥させてから熱してもいいのですが、それぞれ乾燥のみや熱しのみでも
成分としては一緒だそうです。


おまけ…
【ジンゲロン】

これはジンゲロールを乾燥や熱することでできるショウガロール以外の
もう1つの成分です。
ノルアドレナリンの分泌を促して体脂肪を燃焼することを助けます。また発汗作用もあるとのこと。
それにより、体内の温度を上げて温めるそうです。

私もこの成分は知りませんでした…



②摂る量

嗜好もあると思いますし、一概には言えないと思いますが…
1日10g程度でいいそうです。

スライスとしたら6枚程度、すりおろしたものなら小匙1程度でしょうか。

⇒食べ過ぎによって…
 顔などが火照る、イライラしやすい、不眠気味、寝汗が多いなどが
 元々気になる方は症状が悪化することもあるようなので注意です☆



③使い分けて摂る

【生】

風邪の引き始めや微熱がある時、ゾクッとする時など…
また冷え症ほどではなくいが、少し手足が冷たい時など。
発汗で身体の外に出したい、熱を下げたい、少し身体を温めたい。

そんな時は良く耳にしますが、生姜のハチミツ漬けや紅茶に生姜を入れて
楽しみながら摂ることもお勧めです☆

ハチミツは喉を潤す成分があり、シナモンにも身体を温める作用があるので、「ハチミツ+シナモン+生姜+お湯」など
組み合わせて摂ることも手軽でいいと思います。



【熱を加える】

熱を加えることに関しては、冬にお料理に意識的に生姜を加えている方も
多いかも…普通にお料理に入れることで十分です。
日常的に摂ることで、前述したような効果を期待します。




【乾燥させる】

余談ですが中医学では「乾姜(かんしょう)」と呼ばれるらしいです。
市販でも乾燥生姜パウダーや粉状のしょうが湯も売られています。
既製のしょうが湯が甘すぎて苦手な方や他にも様々な用途で使いたい方は
生姜パウダーを購入して、紅茶に入れたりハチミツと混ぜて飲むなど
レパートリーを楽しみながら摂れるかと思います。

他にも自家製で生姜をスライスして1日間ほど乾燥(湯がいてから乾燥でもOK)させておき、
そのままで紅茶に入れて、ピリッと感や風味を直接楽しむ方もいるとか…
生活スタイルや嗜好に合わせて検討してみてもいいかもしれません。

今日の写真は無料でDLできる写真ACより…
なっす☆のページ見てねぇ~
写真をクリック( *´艸`)


私もそうだったのですが、冬に生姜を摂ると言ってもなかなか多くは摂れずに…
また摂っているはずなのに毎年身体の状態は変わらずに…

色々と調べてみるとそのような男女問わず多いようで、
ポイントは今までお話ししたような事を踏まえて…生姜の使い分けを
していくことだそうです☆


私もこれから冬本番!今年は気にしながら生姜を摂っていこうかと
思っているところですっ(ノ∀≦。)ノ♪


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